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「追記あり:ペットショップの犠牲犬ペコちゃんが笑う日」 - 「殺処分ゼロの先を目指す全国保健所一覧」

「追記あり:ペットショップの犠牲犬ペコちゃんが笑う日」

追記:2017年8月17日
トライアルになったペコちゃんは正式に家族と
迎えられたそうです。
ペコちゃん、おめでとう~。
http://i13kei.exblog.jp/237507692/
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こんな無表情の犬はあまり見た事がありません。

放浪中に産んだ子犬たちと一緒に収容された。
間違いなく繁殖業者の所にいた母犬のラブラトール
犬種もわからないほどボロボロです。

そんな仔がレスキューされても
クレートからも出てこない。
無表情。
歩かない、動かない。

ペコちゃん17-06-01-004

お尻に出来た座りダコ。
かかとにも肘にも大きなタコ。
異常なほど大きい乳首。
これが繁殖犬だった証明です。

365日狭い檻の中に居たのでしょう。
外にも出たことがない。
もちろん散歩などさせてもらえるはずもない。
大きなタコはその証明になるでしょう。

これがペットショップの犠牲犬です。

でも現代の犬猫事情の原因の根本は
意識レベルの低い飼い主です。
ペットショップから購入したとしても
意識が高い飼い主の犬は幸せになれます。

でもペット産業は大きな市場ですから
誰も辞めようとはしません。
であれば、犬猫たちを「物」としてではなく
「命」として見てもらいたい。

自分達の生活の糧であれば尚更大切に
扱ってほしい。
安売り商戦に勝つためには品質が落ちます。
利益を上げる為に犬猫の扱いが粗雑になる。

足の引っ張り合いなどせずに
仕事にプライドを持って価値観を高めてください。
「命の価値観」を。
よろしくお願いします。

記事の最後にこんな仔でも
気持ちを持って接すれば
こんな笑顔になれるんだという写真を
掲載しています。

最初の写真と見比べてみてください。
犬にも猫にも感情がある事の証明になるでしょう。



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-----------記事転載ここから------------

本日、前にお伝えした親子犬のうち
母犬をレスキューしました。

収容所での様子
ペコちゃん17-06-01-001
仔犬は地元ボランティアさんが引き受けて下さいました。

お世話になったKさん、地元ボランティアさん
職員さん、有難うございました!!
ペコちゃん17-06-01-002
最初はクレートからも全然出て来ないし、歩かないしで、
半ば強引に出す形で広場までやってきました!
ペコちゃん17-06-01-003
外に出てからも固まって、一歩も動きません。
ペコちゃん17-06-01-004
表情もずっと硬かったのですが、、、
ペコちゃん17-06-01-005
ゆっくりと時間をかけて体を拭いているうちに、、、
ペコちゃん17-06-01-006
笑ってくれました!!!

ペコちゃん17-06-01-007
雑種と明記され、犬種も判別つかないほど
ボロボロだったのですが、
私の見立てでは、純粋なラブだと思います。
ペコちゃん17-06-01-008
見ての通り、皮膚の状態は酷いのですが、
治ればとっても可愛い仔になる事間違いなし!!(*^-^*)
ペコちゃん17-06-01-009
どこを触っても怒る事もなく、穏やかで優しい仔です。

ペコちゃん17-06-01-010
そして手足が見事に太く、立派なのですが、

他の部分が手足に比べて小さく、
アンバランスで仔犬体形にも見えます。(体重約16キロ)

それは、どうしてかと言うと・・・
ペコちゃん17-06-01-011
きっと狭いゲージに365日間、閉じ込められっぱなしで、

仔犬を産むだけの道具として
扱われてきたからではないかと思われます。

ペコちゃん17-06-01-012
お尻に出来た座りダコ。
ペコちゃん17-06-01-013
かかとにも肘にも大きなタコ。

それにこんな大きなお乳は見た事がありません。

ペコちゃん17-06-01-014

首輪をするのも切ないほど、首はただれています。

ペコちゃん17-06-01-015
目ヤニも絶えず出てきて、半開き。

若しかしたら、日の当たらない暗闇で生活してたのかな??

ペコちゃん17-06-01-016
太ももの筋肉もゼロ。

お散歩はおろか、お外に出た事あったのかな??
ペコちゃん17-06-01-017

ペコちゃん17-06-01-018
先に引き出された仔犬とのお別れの時も
ただただ伏せて固まっていたそうです。

ペコちゃん17-06-01-019

ラブなのに、喜怒哀楽の感情を捨てて
心を無にしなくては生きていけなかったのかな?

ペコちゃん17-06-01-020

でもね、笑うとこんな素敵な笑顔なんですよ!

ペコちゃん17-06-01-021

意外にも、歯は結構綺麗でした。

・・・ボロボロで使い物にならなくなったから
若くても捨てられたのかな?

ペコちゃん17-06-01-022
帰り道は2時間ちょっとのドライブ。

普段レスキューしたばかりの犬は、車酔いが心配なので、
オヤツ等は余りあげないのですが、

余りにも憔悴しきっているので、ご飯を上げてみると、
手からは食べませんが、見ていない間にパクパクと食べて、、、

ペコちゃん17-06-01-023

見ないようにしていると寝てくれました。

ただただ、憔悴しきっているという様子です。

ペコちゃん17-06-01-024

この仔の保護された場所は野良犬の多い地域でしたが、
こんな穏やかな仔が野良で生きていけるはずもなく、
さらに放浪中に仔犬も産んでいたので、
本当に心身ともにボロボロだったと思います。

ペコちゃん17-06-01-025

お預かりして下さる、Uママさんのおうちに到着。

案の定、車からは降りない、お庭で固まって動かない、
やっとの思いでクレートに入った所です。

ペコちゃん17-06-01-026

フードは相変わらず手からは食べませんが、
器に入れて放って置くと食べてくれて、お水も飲んで、

ペコちゃん17-06-01-027

そのままウトウト、、、。

一通りお話を終えておいとました後に、
手からオヤツも食べて、寝たまま
フードも食べたそうです!

そして、クレートの扉を開けっ放しにしていたら、
何と、出てきて、2階まで上がっていったそうです!
(ゴミ箱も漁ったそうです!)

ペコちゃん17-06-01-028

何にしても自我が出て来るのは嬉しいです!

Uママさん、
サンちゃん、ソフィア(こまちゃん)
ミモちゃん(こげちゃん)に
引き続き、快くこの仔のお預かりを引き受けて下さり、
本当に有難うございました!!
!(滝嬉涙&大感謝)

この仔も幸せになるまで、
皆様、応援どうぞ宜しくお願いします。

----------記事転載ここまで-------------

記事元:「子豚たちの反乱~保護犬達の幸せさがし」
母犬レスキュー☆ペットショップで犬猫を”買う”という事は・・・
http://i13kei.exblog.jp/23924936/

その後、この仔は預かりさんのお家で
ゆっくり過ごしていましたが
7月21日にとうとう希望者さん宅で
トライアルに入ったそうです。

その時の表情がこれ↓
ペコちゃんa0166629_02203987

ペコちゃんa0166629_02192715

保護当時と全然違いますよね。
犬にだって猫にだって
他のどうぶつ達だって感情があるんです。

※関連記事
「ペコちゃんトライアルに入りました!!」
http://i13kei.exblog.jp/237233496/
「ペコちゃんお見合いしました☆トライアル予定です!」
http://i13kei.exblog.jp/237112221/



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